公爵夫人シャルロットには、短い間、男装して大学に通っていたという秘密があった。公爵の没後、王太子フランシスに結婚を勧めた彼女は、彼に自分の変装であった少年のことが忘れられないと告白される。 「あなたは彼に面影が似ている。女性の躰を私に教えてください」 王太子の迷いは自分のせいだと悩んで強く拒めず、未知の快楽に落とされるシャルロット。公爵とは清い関係で彼女が純潔だと知った王太子はますます彼女に執着して!?
ストーリーの設定、展開も読みごたえがあって、面白かったし、見目麗しい王子がヒロイン一筋なのも、素敵でした。性描写も、官能的でした。 他のレビューにもありましたが、情景描写が美しく、情緒的で、作品に知らず知らずの間に引き込まれていました。 基本「いいお話」なので、安心して読める作品です。
鏡の城の美女 - 石崎幸二 - 小説・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ